論文書き

 今年に入って二本連続で論文が不採用になった。出したところが両方「日本ほにゃらら学会」だから、一番デカい場所に出して落ちたわけで仕方ないのは仕方ないのだけど、落ちるとは思ってなかったので驚いた。多分好き勝手なことを書いたからだろうと思う。やりたいことをやったり、自分が楽しいと思っていることをやったりすると、権威を標榜する大きな媒体にはだいたい嫌われるものだ。それは論文だけの話でもない。個人のニッチな嗜好を取り上げたところで、マスには資するわけがないのだから、落ちるのも当然だ。ただ、こんな風に何もかもが細分化されてたこつぼ化しているような世相にあって、何の面白みも無い体裁だけが綺麗に整ったものを選んでたのでは、ジャンル全体が自壊していくだけだと思うんだけどね。まあ、グチだけどね。